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RESCUE 2014 ユース代表プール種目2日目

RESCUE 2014 ユース代表プール種目2日目のはずだったんですが、エールフランスのストライキにより、帰国便が飛ばなくなったということで試合を中断して、空港に向かうことに・・・。後1日という所だったんですが、残念な結果になってしまいました。

今回、世界大会に参加して、250人越えのオフィシャルが参加している中、100人以上のメンバーがオーストラリアからの参加ということで終始、オーストラリアペースに飲まれていたような気がします。多分、オーストラリアの選手はここがフランスではなく、オーストラリアのホームと変わらないような環境でレースが出来たのではないかと感じます。

ベネズエラの国内大会、コロンビアのワールドゲームズでは少ないオフィシャルで回すことが多く、必然的に色々なポジションが与えられ、自分たちで大会を作っていると実感することが多かったですが、重要なポジションが与えられず悔しい思いもしました。

もちろん、5回、10回と世界大会を経験するつわものと対等にジャッジをする能力も経験もまだありませんが、次回以降は、自分が大会を作っていると感じられるような

そのためには、マスターズ、フル代表、ユースそしてインタークラブを通じて、オフィシャルとして世界大会に参加するといった覚悟が必要になるのかもしれません。

世界のライフセーバーと互角に勝負するために、またひとつの岐路に立っているのかもしれませんが、今後の目標設定に関して改めて考え直したいと思います。
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グランドモットの海岸線



さてさてRESCUE 2014も佳境に入って来ましたが、ここで久々の海水浴場紹介です。

ユースの大会が比較的早く終わったので、グランドモットの海岸線をのんびりと歩きながら帰ってきました。

グランドモットまでは約20kmにおよぶ長い海岸線で、海岸線の入り口ごとにナンバリングをしており、一定間隔で救護所も設けています。また遊泳者の多い海岸には監視台を設置して、ライフセーバーが監視しているビーチもありました。







フランスはこの時期、日が長い(20時くらいまで明るい)ので、18時過ぎまで監視をするライフセーバーもいるようです。

水底はしっかりとした、遠浅の海で、砂は重量感があります。
地中海のため波はほとんどありませんでした。

もう秋が近いモンペリエでは、海水浴を楽しむ遊泳客は少なかったですが、ビーチで優雅に過ごす老夫婦やカイトサーフィンを楽しむ人々で賑わっていました。



休暇が長いフランスではこうやって優雅にビーチサイドで過ごす人が多いんだなぁと感じました。

次回、地中海を訪れるときにはビーチサイドものんびりと散策したいですね。

RESCUE 2014 ユース代表プール種目1日目

今日からはフル代表に代わって、ユースの若いライフセーバーがやってきました。ユース代表は2日間でSERCを含む全競技を消化します。

まずはSERCから。昨日のフル代表の緊張感と真剣さから一変、緊張しながらも元気よく会話を交わす選手たち。英語がわからないと悪戦苦闘しながらも、ブリーフィングシートに目をやっていました。

本日も召集だった私は、ユースのSERCは最終のニュージーランドチームしか見られず。とりわけ難しいというイメージは受けなかった設定でしたが、各国のユース代表がどんな演技をしたのか非常に気になりました(次回は絶対に陸上のオフィシャルにならなければ・・・)。

SERCの後は2時間の休憩を挟んで、プール種目へ。200障害、障害リレー、ラインスロー、マネキンリレー、トォーウィズフィンと目まぐるしい試合展開でしたが、トップ選手たちは淡々と試合をこなしていました。

早く試合が終わったのでビーチに戻ってくると、まだ表彰式を行っていました。



モンペリエ観光

大会3日目はSERCだけだったので、午前中で終了。
到着してから、大会会場と宿泊先の行き来だけだったので、午後からはモンペリエの市内観光へ。

モンペリエはフランスの南部に位置する都市で、ヨーロッパ最古とされる医学部を擁するモンペリエ大学をはじめとする中世からの学園都市であります。



一律1.5ドルのTramと呼ばれる路面電車に揺られ、市内を西へ移動。ヨーロッパ最古とも言われるモンペリエ大学へ向かいました。

モンペリエ大学からはTramで来た道を、ジグザグに戻りながらカテドラル、凱旋門、水道橋、オペラ広場を散策。



こじんまりとした町なので、あっという間に主要観光地を回ることができました。

他国のオフィシャルや会議に参加してたメンバーもこの日ばかりはと市内観光をしており、モンペリエの丘ではスペインチームとばったりと、ベネズエラの国際溺水会議からのお付き合いのイサベルさんとプール種目のオフィシャルで一緒だったクリスティーナさん、ホルヘさんと記念撮影です。



今日で大会中日、明日からはフル代表チームは舞台に移しますが、私は引き続きプールに残りユースチームのお出迎えです。

RESCUE 2014 フル代表プール種目3日目 SERC



大会3日目は今大会最も楽しみにしていたSERCです。
しかし、残念ながらマーシャル(召集係)になってしまいました。

運営に関われるのは嬉しいですが、こういうこともあるんだなというのをまざまざと実感させられました。

32チームの参加で、溺者役もベテランのオフィシャルが全チーム同じ状況になるように同じ演技をします。



幸運なことに召集が終わった後、日本、オーストラリアを含む数チームの演技を見ることができました。

日本チームも悪くありませんでしたが、やはりオーストラリアの動きが圧巻でした。、ひとつひとつのレスキューが丁寧ですね。具体的には、近場のウィークスイマーを戻す際にまずトークで戻し、その後、ジェスチャーをして、それでもだめだと分かったあと、バックボードを持ってきて、それでも届かなくて入水して壁を持ってバックボードを差し出すのは、大会前に配られた新指針どおりだなと感じます。

大会後、SERC審判長のカナダのピリーさんとお話する機会があったので、今回のSERCについて伺ったところ、合計点では、5位まではかなりの僅差のようでした。彼自身もその5チームはどこが優勝してもおかしくないような印象だったようですが、各ポイントの採点は各箇所のレフリーに任せているので、その合計が一番高かったのがフランスだとのことでした。やはり、実際に採点をする審判の裁量が多いようで、SERCの審判をたくさん出していたオーストラリアと地元フランスは評価されやすい手技が目立ったのかもしれません。

また、やはり強いチームは最初の動きに統一感があるようです。最初の動きを見るといいリーダーのいるチームかもよくわかるともおっしゃっていました。冗談っぽく言ってはいましたが、いいチームは溺者が気持ちよく帰ってこれるんだよねって言っており、強いチームが救助の際、気の利いた一言が言えているかもしれませんね(?)実際に、今日も各国の競技後、溺者役がジャッジの元に行って救助手技に対するコメントをしていますので、何らかの見えない加点になっているかも知れません(採点競技なのでジャッジとペイシェントの印象が得点につながる可能性はあるのかなとも思います)。

まぁこの辺はジャッジにならないと分からないところが多いので、早くSERCのジャッジとして呼ばれるように経験を積みたいと思います。

個人的には今回から明記されたWeighting Factorに関しても聞きたかったのですが、ピリーさんマネージャーミーティングのほうに行かれるということでしたので、今回はここで終了。次回以降の機会にもっと込み入った話ができればと思います。

ちなみに結果はこちら
http://www.rescue2014.fr/web/en/89-results.php

日本チームは残念ながら4位でした・・・。

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