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RESCUE 2014 フル代表プール種目3日目 SERC



大会3日目は今大会最も楽しみにしていたSERCです。
しかし、残念ながらマーシャル(召集係)になってしまいました。

運営に関われるのは嬉しいですが、こういうこともあるんだなというのをまざまざと実感させられました。

32チームの参加で、溺者役もベテランのオフィシャルが全チーム同じ状況になるように同じ演技をします。



幸運なことに召集が終わった後、日本、オーストラリアを含む数チームの演技を見ることができました。

日本チームも悪くありませんでしたが、やはりオーストラリアの動きが圧巻でした。、ひとつひとつのレスキューが丁寧ですね。具体的には、近場のウィークスイマーを戻す際にまずトークで戻し、その後、ジェスチャーをして、それでもだめだと分かったあと、バックボードを持ってきて、それでも届かなくて入水して壁を持ってバックボードを差し出すのは、大会前に配られた新指針どおりだなと感じます。

大会後、SERC審判長のカナダのピリーさんとお話する機会があったので、今回のSERCについて伺ったところ、合計点では、5位まではかなりの僅差のようでした。彼自身もその5チームはどこが優勝してもおかしくないような印象だったようですが、各ポイントの採点は各箇所のレフリーに任せているので、その合計が一番高かったのがフランスだとのことでした。やはり、実際に採点をする審判の裁量が多いようで、SERCの審判をたくさん出していたオーストラリアと地元フランスは評価されやすい手技が目立ったのかもしれません。

また、やはり強いチームは最初の動きに統一感があるようです。最初の動きを見るといいリーダーのいるチームかもよくわかるともおっしゃっていました。冗談っぽく言ってはいましたが、いいチームは溺者が気持ちよく帰ってこれるんだよねって言っており、強いチームが救助の際、気の利いた一言が言えているかもしれませんね(?)実際に、今日も各国の競技後、溺者役がジャッジの元に行って救助手技に対するコメントをしていますので、何らかの見えない加点になっているかも知れません(採点競技なのでジャッジとペイシェントの印象が得点につながる可能性はあるのかなとも思います)。

まぁこの辺はジャッジにならないと分からないところが多いので、早くSERCのジャッジとして呼ばれるように経験を積みたいと思います。

個人的には今回から明記されたWeighting Factorに関しても聞きたかったのですが、ピリーさんマネージャーミーティングのほうに行かれるということでしたので、今回はここで終了。次回以降の機会にもっと込み入った話ができればと思います。

ちなみに結果はこちら
http://www.rescue2014.fr/web/en/89-results.php

日本チームは残念ながら4位でした・・・。
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