忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

カルタヘナ 世界遺産の町で働くライフセーバー

久しぶりのコロンビア海水浴場情報です。



要塞と美しい建造物群が多く残り、コロンビアでもっとも美しい港街として世界遺産にも認定されているカルタヘナに行ってきました。
農業分野で働く私にとっては、遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)としても身近な都市で、世界中から観光客がやって来ます。



そんなカルタヘナ市のBocagrande、Castillogrande、Marbella、Cielo Marと呼ばれる21kmに渡る海岸線には約20の監視所が設けられ、7時から18時までライフセーバーが監視をおこなっています。



21kmの海岸線に20の監視所というと少し距離が離れているように感じますが、実際には岩場が多く、海水浴のできる砂浜は集中しているので、約200mくらいにひとつの監視所が設置されています。また高級ホテルの正面のビーチはプライベートビーチのように管理され、ホテルのライフセーバーが設置されています。



約80人のライフガードがCuerpo de salvavidas Cartagenaという団体に準地方公務員登録され、ハイシーズンの今は40人強が勤務についているとのことでした。

レスキュー器材はお馴染みのレスキューキャン。



笛を躊躇なく吹く監視スタイルで、海岸線に突き出す岩のヘッドランドに登ったり、流されて近づいてしまう遊泳者を注意する様子は、ベネズエラでガードをしていた子供たちのビーチを思い出させてくれました。

アフリカからの移民が多いこの地区では、黒人系のライフセーバーが多いのも特徴です。



写真はJustinとRoger

ワールドゲームスの影響もあり、競技を含むライフセービングの認識はだんだんと高まってきました。そろそろ、各地で活動を行っているライフセーバーがまとまって、1つの組織を作る時期なのかもしれません。国内でも気候や文化が多様に存在するコロンビアでライフセーバーを1つにまとめるのは難しいのでしょうか、今後はそんなお手伝いもしていけたらなと思っております。

最後に観光地のPlaya Blancaの写真を。
上記のライフセーバーのいるビーチは地元の人も通う大衆海水浴場という感じですが、こちらは観光客ばかりです。



こちらには、ライフセーバーは配置されていませんが、陸上では警察官が詰め所に待機し、売店組合が自主的に海の治安を守っていました。
PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

最新コメント

フリーエリア

バーコード

ブログ内検索