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第1回ベネズエラライフセービング競技技術審判員講習会



今週は、YMCA Caracasでベネズエラ初の競技技術、審判員講習会が行われます。

さすがに開催数日前に連絡をもらっても、全部参加できませんが、週末だけでも参加しようかなぁ?

とりあえず、明日どんな感じか連絡とって見ます。
器材が届いているなら、練習したいですしね。

南米選手権も夢でなくなるかもしれません。

詳細は以下ホームページより
www.ymcacaracas.org.ve
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CPR講習会



先週末はコロンビア赤十字のCPR講習会に行ってきました。
皆さん、ご存知のように日本でも今年の4月からAHAガイドライン2010対応に変わります。
変更点のハイライトはこちら

http://eccjapanheart.org/pdf/ECC_Guidelines_Highlights_2010JP.pdf

コロンビアでは昨年よりガイドライン2010に対応しており、インストラクターも十分に経験を積んでいたため、非常に内容の濃い講習会でした。

詳細はハイライトを参照にしていただくか、4月以降の諸機関の行う講習会を受けて欲しいと思いますが、主な変更点は以下の通りです。

ただし、一般市民と我々ライフセーバーなどのヘルスケアプロバイダーで手技が異なりますので注意してください。

☆ さらに速く、深く、絶え間ない圧迫
☆ CPRの手技がA-B-Cから、C-A-Bへ
☆ 見て、聞いて、感じる。呼吸の確認の削除

ちなみに一般市民のCPRはハンズオンリーCPRになります。
要約すると、蘇生率を高めるためには、呼吸の確認の数秒ももったいないということです。

上記の講習は世界中どこでも受けられますが、今回の講習会で最も有意義だったのは、コロンビアの現状が分かったこと。

私の住むカリは300万人規模の町ですが、一般に設置されているAEDはなんと3箇所(ちなみにAHAでは50人以上が集まる場所には1つ以上のAEDが設置されることが推奨されています。)そのうちの1つは国際空港という現状です。

また全ての救急車にAEDが設置されているわけではなく、救急車を要請する際にもAEDの要請をしないとAEDが搭載されないこともあるということでした。もちろん消防署等の所有するAEDにも数に限りがあります。

日本では一般的になりつつあるAEDですが、コロンビアではまだまだ遅れが目立ちます。2013年のワールドゲームスの前にこちらの整備も必要ですね。

さてさて次は、水上安全法です。
まだまだ日程調整中ですが、ご期待ください。

大竹メンバーはオーストラリア合宿中ですね。技術だけでなく、文化や考え方も含めて学んできてください。

赤十字講習会 最終日

無事、5日間の赤十字講習会が終了しました。

最終日は、ペーパーテストあり、シミュレーションありで4時間の講習時間では足りなくなってしまうくらいの密の濃い講習会でした。

火傷、捻挫、脱臼、骨折、毒の対応、トリアージなどなど、最後の講習でも確認することの多かったですね。ライフセーバーとしては触れることの少ない事例でも、日常では起こりうる事例に対して、定期的に訓練を積むことの必要性を改めて感じました。

ベーシック講習会はこれで終わりですが、これからアドバンス講習、水上安全法とまだまだ講習会はありますので、引き続き、自己研鑚に励みたいと思います。

写真は、インストラクターのKatherineと



打ち上げは寿司パーティでした。



赤十字講習会 4日目

いよいよ講習会も4日目を迎えました。



今日は来週のシミュレーションに向けての実践練習。現場での応急処置と運搬をメインに行いました。南米のシミュレーションでいつも思うのは、器材の数に対して圧倒的に少ない器材の数。5人の被救助者に対して3つのバックボード。しかしながら、ストラップは1組しかありません。包帯などを使って、固定を行うのですが、その包帯も決して数に余裕のあるわけではありません。少ない器材をどう効率よく使うか?誰に対して、どの器材を使うのがいいのが一番いいのかを日本以上に考えなくてはいけません。



例えば、大腿部の出血と大腿部の骨折の被救助者に対して、1つのバックボードしかなかった時、どちらをバックボードで運ぶが?

救助方法に際して100%正解はありませんが、今回の指摘された点は大腿からの大出血の患者を、バックボードを使わず運ぶと人の腕の圧で患部が圧迫され、さらなる出血をもたらす可能性があるということですね。骨折はその第一処置において、患部を厳重に固定されているはずなので、その固定がしっかりできていれば、器材を使わずに搬送をすることが可能とのことでした。

とは言え、器材の存在はよりよい応急処置のためですので、器材があれば器材を使うに越したことはないんですがね。

もう一度、優先順位を見直して処置に当たれるようにしたいですね。

来週は大型シミュレーションです。他の受講生とのコミュニケーションもさらに良くとって、いい処置ができるようにしたいと思います。

今日の講習で気づいたのですが、コロンビアの赤十字講習会や教本によく出てくる、「患部にコーヒーをかけない(洗わない)ように」という表現。コロンビアでは、傷口にコーヒーをかけるといいという迷信があるようです。日本では絶対にお目にかかることのない表現ですね。

もちろん、医学的な根拠はありませんので、応急処置にコーヒーを使わないように。

World games 2013 Office

ワールドゲームス2013事務所にお邪魔してきました。
外見は一軒家のような事務所でしたが、中では所狭しと、作業が行われていました。

11日間で、26の公式種目と4の公開種目が行われるとあって、大会の運営には各競技の国際機関とボランティアの連携が非常に重要であると感じさせられました。前回、高雄大会では4000人以上のボランティアが大会運営に関わったようです。

最初の活動は、コロンビアスタッフへのライフセービング競技の紹介になりそうです。1度もライフセービング競技を見たことのない人に、器材なしで競技を説明するのは難しそうですが、このワールドゲームス2013が、コロンビアでのライフセービングの普及の起点になるようにしていきたいと思います。

南米でのライフセービングの普及活動を行うUSLAのPeter Davisさんやメキシコのライフセービング協会からのサポートも続々と行われるようです。ここでも大きな絆が生まれそうです。

ワールドゲームスの開催期間は2013年7月25日から8月4日まで
ライフセービング競技は7月26日、27日です。

写真は、今大会のライフセービング担当Jorgeさんと。

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