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Stress & Rescue講習

久々のガードでモチベーションをあげることができたので、来る聖週間(4月上旬)のガードと夏に向けて動きだすことにしました。ちなみに1月からは隣町に引っ越して週4回プールに通っています。学生時代と同じ夜9時前に50メートルの公認プールで泳げる恵まれた環境に感謝しています。

(地元カンタウラのオリンピックプール)

さてさてガードのできない週末も、常夏の気候と恵まれた環境を十二分に活用しようとお世話になっているダイビングショップでベーシック救命講習とダイビングのStress & Rescue講習を受けてきました。

教科書は英語、インストラクターもアメリカ人、でも講習はスペイン語というなんとも不思議な組み合わせでしたが、救急法やレスキュー技術を復習するいい機会となりました。

CPRは脈の確認をする以外はガイドライン2005に適応した日本式と近いものでした。しかしながらベネズエラのガイドライン2005の普及率を考えると来年2010年の改正ガイドラインが大きな負担になることは間違いありません。ガイドライン2000が発表された時、CPRの世界標準ができることはすばらしいと思っていましたが、指導員の少ない国では5年という短いスパンでCPRの方法が変わることは現場の不統一を招く原因にもなっています。世界標準を作ると同時にそれを全世界に素早く、適切に普及することも考えなくてはいけません。

2日間の学科と救急法、1日の海での実技で講習は終わりの予定でしたが、相変わらず冬のカリブ海の勢いはおさまらず、実技講習を行なう島への上陸がProtección Civilによって禁止されたため実技も2日間に分けて行ないました。おかげで本来よりもゆっくりとしたペースで講習ができたので、語学の壁はありましたが、有意義な講習になりました。

実技訓練ではレスキュー器材のない中での素手での救助・運搬・溺者の確保等、器材が少ないベネズエラでは最悪の場合使わなくてはならないレスキュー方法の選択肢を増やすこともできました。

インストラクターと本気になってのレスキュー練習は有意義なものであり、不謹慎かもしれませんが、楽しかったです。ガードメンバーが少ないため、安全移送ですら絶対に起こせないビーチでの圧迫ガードで自分の力を確認することができなかったので、今回の講習は自分の今の限界を確認する意味でも非常によかったと思います。

聖週間の連休、そして2年目の夏はあっという間にやってきそうです。学生時代、ある先輩がFAに自信のない人にはFAの傷病者がやって来て、レスキューに自信のない人には溺者がやって来ると言っていました。緊張感を持ち続けることも大事ですが、常に自信を持ってビーチに立てるよう日々の自己研鑽を引き続き行なっていこうと思います。

ちなみに言葉に自信のない自分には、おしゃべり好きな遊泳者が集まってきています。

写真は講習会の様子




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