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サン・アンドレス島

クリスマス休暇にサン・アンドレス島に行ってきました。

サン・アンドレス島 はカリブ海にあるコロンビア領の島で、コロンビア本土から北西方向に1200kmに位置する7色の海を持つと呼ばれるコロンビアのリゾート地です。

島はほぼサンゴ礁の平地で面積約26km²、人口約40,000人の島に、14か所の海水浴場が存在します。各海水浴場にはProteccion Civil(行政の自衛組織)の25人のライフガードが日替わりで監視救助活動に当たっています。彼らは行政の自衛組織の職員として就職し、その後、希望者がFAやCPR、ライフセービングの資格を取得してライフガードとして登録されるようです。どこの国もプロのライフガードになるまでの道は長いですね。

島全体がサンゴ礁に囲まれていることもあって、岩場での切り傷のFAが最も多いアクシデントということでした。流れも非常に複雑でしたが、あまり沖に向かう人も多くなく溺水事故は比較的少ないようです。
Proteccion Civilのオフィスも訪問してもっと詳しいお話を聞こうと思ったのですが、オフィスが引っ越したばかりということと、年末の慌ただしい時期ということで断念…。大はパトロールユニフォームの交換がしたかったようですが、次の機会へ先送りです。

ベネズエラのマルガリータ島同様、海洋観光地ということでライフセービングが発展しやすい環境ですが、同時に隔離されている環境でもあるため国レベルでライフセービングを発展させるのには不向きな環境でもあります。

サン・アンドレス島で発展されたコロンビアのライフセービングを是非、本土の水辺環境でのライフセービング活動にも生かせるようにライフセーバーの輪を広げていきたいと思います。

写真は現地ライフガードと





大も遊びに来てくれました。

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Rescue 2014 フランス大会審判員配置決定

先日、ISLスポーツコミュニティのJelleさんから、Rescue 2014フランス大会の公式審判員採用のご連絡をいただきました。

審判員資格がC級だったので、日本協会の推薦なしでの申込みでしたが、ワールドゲームズでの経験も考慮していただいたようで、プール競技とSERCのタイムキーパーに配置していただきました。

フランス大会は2014年9月13日から28日まで、モンペリエ(プール競技)、ラ グランド モット(オーシャン競技)が、行われます。今大会は史上最多の28の国と地域のライフセービング協会から229人の審判員への応募があったようです。世界大会が多くの審判員の協力で成り立っていることがわかります。ハイチやフィリピン、シンガポール、ケニアなどからも審判員が派遣されるようなので、新しいコネクションができるのが、楽しみです。

それにしても、229人のうち91人がオーストラリアからのエントリーと言うのにもびっくりですね。残念ながら、南米からの参加はないようですが…。競技の普及ももう少し頑張らないと…。

フランス大会の公式WEBページはこちらから
http://www.rescue2014.fr/

ワールドゲームズを終えて 次のステージへ

総括を書かないとと思ってはいましたが、あっと言う間に時間が経ってしまいましたね…

鉄は熱いうちに打てとは言いますが、暖かな気候でもう既にまったりとしてしまいました。

今回のワールドゲームズでコロンビアにライフセービングが芽生えたのは確かですが、ライフセービング協会を立ち上げるのはまた別の話で、コロンビア初のライフセーバー要請の講習会の話があがりながらも、中々足並みが揃わずです・・・。

本来、誰もが、どこでもできるはずの“ライフセービング”が、組織の枠組みに捕らわれすぎて自由にできないのは、なんとも歯がゆいものです。

まぁ、ある程度のルールを持ってやらないといけないのは事実なのですが・・・。あまりしゃしゃり出すぎないように注意しながら、しっかりと見守っていければと思います。

コロンビアでのライフセービング協会の立ち上げを目標に授与された賞状



ワールドゲームズのボランティア証明書が届きました

TV プログラム

ライフセービングボランティアとの勉強会の様子がワールドゲームズの特集として現地のテレビ番組で放送されました。

ライフセービングは15分くらいから5分間ほどです。

私も独占インタビュー&ちょこちょこ映ってます。

Youtubeで見られますので、下のリンクからどうぞ!

Programa # 3 - Juegos Mundiales - The World Games 2013 - Cali, Colombia
http://www.youtube.com/watch?v=qIaOIBMIbdo&feature=youtu.be

ワールドゲームズ 大会2日目

大会2日目は前日とは逆のライフセービング→フィンスイミングの2部構成でした。



昨日は、フィンスイミングの30分押しを巻きに巻いて終了時間よりも5分も早めてしまうというコロンビアらしからぬ運営でしたが、本日はライフセービング競技が先ですし、かつ前日にスーパーライフセーバーを終えていたのでかなり余裕をもって運営に臨めました。



昨日はスーパーライフセーバーの際はマネキンチームから泣き言が入りましたが、今日のトォウィズフィンでは、こうした方がいいんじゃないのとメンバーから意見が上がるほどになっていましたよ。



ちなみにマネキンは全部で16体しかなかったので、隊列を作って運びました。

1日目は、マネキンの配置ばかりに気を取られてしまい、ほとんど競技を見ることはできませんでしたが、2日目は競技を観戦する余裕もありました。 

女子50mマネキンキャリーでは日本の毛利選手が9位(8位と0.2秒差)で惜しくも決勝進出を逃してしまいましたが、ヨーロッパ選手を相手に大健闘されていました。

団体女子では、障害リレー&メドレーリレーで日本新記録の活躍をしているのに、ヨーロッパ勢との歴然の差を感じました。男子のマネキンリレーではドイツがワールドゲームズ新記録、メドレーリレーではフランスが世界新記録と記録ラッシュにも沸きました。

選手のみならず、選手がゴールしたと同時に公式記録として世界記録がコールされる運営システムも会場の興奮を高めていました。審判・運営としても欧米の壁を感じました。ドイツ、イタリア、スペイン、フランスと言葉の壁ではない何かがあるんだと思います。ONとOFFがはっきりとした彼らの取り組みの意識には敵いませんね。



大会終了後のClosing partyでは、各国の総合順位の発表とコロンビアライフセービング協会の立ち上げの発起人に楯が送られました。

ベネズエラのライフセービング協会の立ち上げ人でもあるイサベルに言われたことは、ここからが正念場以下にコロンビアのライフセーバーをやる気にさせられるか、今後のコロンビアライフセービングの発展に乞うご期待です。

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